第37回カール・オルフの音楽教育夏期セミナー

音と動き、そしてその共創

 

 第37回夏期セミナーは2年ぶりの対面開催となりました。講師に舞踊家・さとうみどり先生と打楽器奏者・新谷祥子先生を迎え、講義・実技を行っていただきました。

 さとう先生のワークでは、動きからイメージへ、イメージから小作品へといったアプローチで、誰もが参加できるような身体表現の世界に誘ってくださいました。

 新谷先生のワークでは、さまざまな楽器を含む音の出るものの「声」に耳を澄まし、最後は大地のリズムセッション。それぞれの楽器の声や他者の息づかいに耳を澄ましつつ、即興セッションを楽しみました。

 音と動き、そしてその共創。講師のファシリテートの下、グループごとに音や動きでイメージを表現し、即興的な作品を創り出しました。

   最後のグループディスカッションでは、さまざまな立場・分野で実践や理論を学んでいる者同士で話し合い、充実した学びの時間となりました。


ワークショップ A
~動きがダンスになるとき~(さとうみどり) 


ワークショップ B
打楽器の声を探ろう~生き生きリズムセッションを作るために(新谷祥子) 


ワークショップ C
音と動きの共創(新谷祥子・さとうみどり)


ワークショップ D
みんなで話そう、私の現場のオルフ実践(進行 有村さやか)